午後7時には蝉が鳴きやむ

桜の木では朝から晩まで蝉の大合唱だ。

大合唱と言ってはみたが、本当に大合唱かはわからない。この大音量とうるささは、100匹くらいいて競うように鳴いている気がするが、

もしかしたら一匹、せいぜい4～5匹でソーシャルディスタンスをとりながら鳴いているのかもしれない。でも、確かめようがない。

そんな蝉も午後7時を過ぎると静かになる。ただ、カチカチと余韻が残っている。そう、カチカチと聞こえるのだ。

長い時間全力で鳴いていたから、いきなりは止められずクールダウンの時間なのかもしれない。蝉が鳴く仕組みを調べると、ピタッと鳴き止むのは難しそうだもの。

ほかの蝉に合わせて鳴くのを止めたものの、悪あがきしている蝉がいるって考えた方が面白いんだけどね。

夜中に突然声をあげる蝉がいて、夜が明けたと勘違いしたんだなーって思っていたけど、もしかしたら寝言かもしれない、なーんて。

ようやく静かになったってのに、蝉の鳴き声を聞き分けたいなーって思い、動画でミンミンやらニーニーやら鳴き声を聞いている。何をしているんだか。

3本目も開花したので花瓶に活けた。

これはそれなりに大輪で香りもあり、これならイエローカサブランカと名乗ってもよいような、そんな気がする。