白雪友禅ふきんはボロボロになるまで使う
使い込んだ白雪友禅ふきんで作ったミニ雑巾がボロボロになったので処分しようと思う。
いやぁー我ながらよく使ったなあと。
朝顔の柄なのに、面影はなし。白雪友禅ふきんが大好きなので、少々くたびれたって、そう簡単に捨てる気にはならない。
古くなったタオルやTシャツもハサミで切って掃除に使うけど、1回切りで捨ててしまう。このミニ雑巾は一応針仕事をして作ったもので、使い勝手もよく繰り返し使った。
もし薪で風呂を沸かす家だったら、そこに放り込んでもうひと仕事させられたんだなあ、なんてことも考えた。
小学生のころ、夏休みは必ず母の里に長期滞在していた。両親は仕事で忙しかったので祖母に預けられていたってわけだ。
母の里のお風呂は五ェ門風呂で、風呂釜に浸かるには底の丸い板を踏まないといけないんだけど、浮いてくるわ、お湯は熱いわで小学生には大変だったっけ。
そんなここでの記憶は全て祖母に直結している。お盆だからいつも以上に祖母のことが思い浮かぶのかも。
なんだか話が逸れすぎだけど、えーっと、白雪友禅ふきんで作ったミニ雑巾、物の命をまっとうさせた、そんな気持ちでちょっと清々しい気分なのです。以上!