メロンの完熟食べ頃を見極めるのは難しい
タカミメロン。
ちょっと熟れ過ぎたけどギリギリセーフ。美味しかった。
メロンが爆発することを知ったのは十数年前のお盆のことだ。仏壇に供えておいたメロンが突如「ボンッ!」と音を立てて破裂した。辺りには種や汁が飛び散っていた。
その前日には仏壇あたりから微かに「シューッシューッ」て音が聞こえていたっけ。音には気づいていたのに、なぜ放っておいたのか悔やまれた。あれって発酵が進んでいるがゆえの音だったのだ。
それからはメロンの追熟にはかなり気を付けている。たまにしか食べないメロンは確実に、出来る限り美味しくいただかなくちゃ。
だけど、メロンをいい具合に追熟させるのは難しい。たまにしか食べないから、経験がつめないんだもん、仕方ない。
えっと、メロン繋がりでマクワウリのはなし。
若い人はその存在を知らないかもしれない、庶民のメロンといわれたマクワウリ。
甘さがさっぱりして、食後に食べるとちょうどいい夏にぴったりの果物だ。小学生のころ母の里では家の畑で栽培しており、夏休みには嫌というほど食べた。今でもたまに食べたいと思うけど、わたしの地域では何年も前から売っているのを見たことがない。