2年寝かせている新品の扇子の出番はくるのだろうか
一昨年のセールで買った扇子と名古屋土産の扇子。
どちらも手に入れたのは夏の終わりで、翌年に使うのを楽しみにしまっておいた。
どちらも高級品ではないけど、布貼りで私にとってはそこそこよいお品だ。
だけど、使うことなくしまったまま。だって、夏が暑すぎて扇子の風ではちょっとね、役にたたないというか。
去年も持ち歩く気がしなかったが、今年はハンディファンを買ったこともあってなおさら手に取らなかった。
でもメルカリで売ったりはしない。ふたつとも気に入っているから、手元に置いておきたい。
いまは街を歩く人の多くがハンディファンを携帯していて、団扇を持っている人はいないね。
団扇や扇子が送る風でことたりる夏はくるのだろうか。ハンディファンより扇子の風の方が柔らかく、扇ぐ姿も粋な感じで好きなんだけど、期待できない気がする。
ふと、「激レアさんを連れてきた」の郷ひろみ出演回で、彼が50歳で利き手を左に変えることにしたって話を思いだし、扇子を左手で扇いでみたらとても難しかった。だんだん閉じてくるのだ。そっか、そりゃそうだよね。
これまでに左利きの人に扇子を贈らなくてよかった。ちゃんと左利き用の扇子が売っているじゃないの。
当たり前のことに気づけてよかったよかった。