「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」
「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」アレックス・シアラーを読んだ。
うんと前に古本屋でタイトルと装丁に惹かれて100円か200円で買ったものだ。
これまで読みはじめて30ページくらいで挫折することを繰り返した。それがどういうわけか、今回はサクッと読み進めることができたのだ。いつも挫折したあたりを越えると面白くなり、予想を裏切る展開があり、最後はハッピーエンドのはずだと確信しながらも気になって一気に読んだ。
ただ、リアルな老人の描写がちょっと醜く過ぎないか?って嫌な気になった。85歳くらいだと、そこまで酷くないよって思うんだけど。
読み終えてみると、装丁には物語の内容が表されていることがわかる。うん、うん、なるほどねって。
買った本はクリスマスギフト用の可愛いパッケージ付きだった。
プレゼントの本がこんな特別なパッケージに入っていたら嬉しい。