はんてんの袖を切り、コートの肩パットを外す
作業するのに袖が邪魔で長らく着ていなかったはんてんの袖を切った。
着ない服も工夫すれば着るかもしれない、捨てる前に一度は考えるようにしている。
はんてんの袖をハサミでカットして、
チクチク手で縫った。
袖無しにしたらモコモコしないし、軽くて暖かくて着る頻度が増した。
袖をコンロの火で燃やす心配もなくなりいい感じだ。もっと早くに切ればよかった。
「はんてん」の袖を切ったものを祖母や母は「袖無し」と言っていた。そのままやん。
その土地ならではの呼び方かなあ。
でも、「ちゃんちゃんこ」だよね?
今日は数十年着ていないウールのコートの肩パットを外した。
東京スタイルのものかなあ。
これまた捨てるつもりだったもの。長らくブラウンは着ないし、形がちょっとね、姪に譲っても着なさそうだし。
Tomorrowlandのコートなんかだと、古いものでも着てくれるんだけど。
試しに裏地の縫い目をほどいて肩パットをとったらもう一度着てもいいかなって気持ちになった。
不思議と少し時代が近づいた気がした。
できれば肩のラインにまるみを持たせながら、少し縫い直せばバッチリなんだけど裁縫は苦手だから無理。
襟元の取り外せる黒いファーがポリエステルで安っぽい(まあ、たしかに安いコートだけど)、別のコートのリアルを着けたらボリュームがでて肩の尖りに目がいきにくい気がする。
これなら着る、たぶん着る。
やっぱブラウンは着ないなーって思ったらサヨナラします。
最後まで読んでくれてありがとう。