SDGsじゃないけど30年前のニットワンピースをカーディガンに

30年以上前のボディコンシャスなニットワンピはずーっと着られない、着るつもりもなかった服だけど、どうしても捨てられずに持ち続けていた。

いま手元にある自分の着ていた洋服で最も古いものだと思う。

なぜ捨てられなかったかというと、エレガントで上品なネイビーの色味がかなり好きなのと、ウール100％、ウールマークつきの素材も縫製もとても質のよい服だから。

3万円台だったかな、そのお値段以上の品質だと思っていて、だからもったいなくて捨てられなかったんだけど、ぽっこりお腹と垂れたおしりのラインがあらわになるこんな服は２度と着ることはないと思っていた。

かといって、時代遅れのボディコンワンピはもらってくれそうな人もおらず、衣装ケースの中で長く眠っていたのにふと、ロングカーディガンとして着られるかもって閃いたのだ。

久しぶりに袖を通してみると、ここ数年で4、5キロ痩せたおかげで肩まわりや背中もキツくないし、見た目にみっともなくない。

肩の肩章が主張が強く堅苦しいイメージで気分じゃないから取っちゃおうと思い、ペンチを使ってまずハトメを取り除き、ハサミで切り取ろうと考えた。

苦労してハトメを外したら肩にその跡がしっかり残っているじゃないか。

けっきょく隠すために肩章は残すことにして肩章は肩のラインに沿うように糸で縫い付けた。

ハトメで固定されていた時はピンと張りもあり、肩のラインから浮いて“ザ・肩章”って感じだったのに、縫い付けただけで少しやわらかい印象になり気分に合ってきた。

今日さっそく外出時に着てみたところけっこう暖かいしいい感じで大満足。

持っているカーディガンで一番かっこいい。そんなに持ってないけど 笑

新たな役割を与えられて満足満足。

最後まで読んでくれてありがとう。