最近も河童かってくらいにきゅうりを食べている
少し前からぬか床を始めた。
きゅうりは古漬けにしておろし生姜で食べるのが好きで、そればかり食べている。
古漬け用に買ったきゅうりがちっちゃなぬか床に入りきらずに余ってきたので、酢の物やらサラダにしても食べている。河童じゃあるまいし、なんて言いながら。河童が本当にきゅうりを好いているのかは知らないけどー。
そういえば子供の頃、夏休みに母の里で過ごしていた時のこと。そこは海水浴が楽しめる土地で、毎日のように従兄弟たちと、海に行っていた。いつも子どもだけだった。
「お盆を過ぎたら海で泳いではいけない。河童に尻子玉を抜かれるよ。」
そう言われていた。それが怖くて、そんな話を聞いて海で泳ぐはずがなく、従兄弟も私も浜にさえ近づかなかった。
小学校高学年になって、夏休みに母の里で過ごすこともなくなってから、初めて“河童って海にいるんだっけ?”“河童は川やろ?”という疑問を抱いたのだ。そこ?河童の存在については?って突っ込みは無視します^^
祖母にしたら、お盆を過ぎた海は土用波やクラゲの大量発生など、危険でしかないので遠ざけるために言っていたんだろうが、よく言われている“霊に連れていかれる”ではなく、“河童に尻子玉”にしたのは何でだろう?ちゃんと聞いておけばよかった。
考えてみると私が昔ばなし、妖怪、伝承といったことに関心があるのは、子どもの頃に田舎で祖母と長い時間をすごしたことが影響している気がする。
辛子漬けも作ってみた。
辛子と三温糖をまぶしてラップに包んで仕込み中。