今夜は芋名月。すぐそばには火星も見えるよ
今宵の月は中秋の名月。
中秋の名月とは、太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のこと。
そしてこの時期の収穫物にちなんで「芋名月」「栗名月」「豆名月」という別名を持っている、そうです。
満月は明日だけど、ほぼ真ん丸のぽてっとした月が浮かんでいる。
晴天でよかった。
中秋の名月といえばお月見団子。
その昔、お米の収穫を祝って、お米の粉で作った団子をお供えするようになったらしい。
私の場合、月を眺めることは好きだけど、お月見にススキを飾ったり、団子を備える風流な習慣はない。
だけど美味しいものは理由をつけて食べるタチなので、今夜は芋餅を作って食べた。
団子粉やら白玉粉、小麦粉さえもなかったので、台所にあったさつま芋と切り餅を使った適当レシピで。
レンジでチンして柔らかくなったさつま芋と切り餅に、砂糖と少しの牛乳を合わせて、丸めてフライパンで焼きめをつけた。仕上げにきな粉をまぶしたら、あらいい感じ。
これがね、思いのほか美味しかったのだ。
明日の予報も晴れなので満月を愛でよう。もちろん、そばで赤く輝く火星も一緒に。
月餅も買ってこようかなあ。